上場企業投資
投資内容
北米、ヨーロッパ、アジアにおけるマイクロキャップから小型時価総額の上場企業を投資対象としています。過去35年間で、弊社経営陣は世界各地の数百にのぼる上場企業への投資実績を積み上げ、1,000件を超える多様な形態の取引を交渉・構築・実行してきました。国境を越えた豊富な取引経験を強みとし、業種や地域を問わず柔軟なアプローチを取っています。長期的な戦略的パートナーシップを通じた資金調達と価値創造を目指す場合もあれば、業務改善や買収資金の提供、新たな企業機会の追求といった短期的視点での支援も行っています。
投資理由
規模の小さな上場企業は、従来型の銀行や投資銀行からは十分な注目を集めることができないという課題を抱えています。結果、主流の金融機関は小規模企業向け融資から得られる手数料が限られるため、企業の実態や具体的な資金ニーズを深く理解・分析する時間を割こうとしないのです。
投資手法
Abriでは従来の金融機関とは一線を画す独自のアプローチを採用しています。資金調達提案はシンプルかつ明瞭であることを何よりも重視し、経営陣との対話に十分な時間を費やしながら、以下の点を徹底的に把握します。
- 目指す経営目標の本質
- 実現に向けた時間軸
- 現在の資金状況の全体像
- 将来的な資金調達の見通し
投資手法としては、市場価格から交渉ベースの合理的な割引による普通株式の購入を基本としています。変動転換価格を持つ複雑な転換社債や難解なワラント構造、企業の機動性や代替的な資金調達手段を制限するような複雑な仕組み(例えば先買権の制限など)は好ましいとは考えていません。
投資基準
Abriが投資検討対象とする上場企業は、以下のような基準を満たすことが望ましいと考えています。
- 投資規模は通常50万ドル(約7000万円)から500万ドル(約8億円)の範囲
- 各国の主要取引所に上場している普通株式
- 時価総額が500万ドル(約8億円)から5億ドル(約75億円)の企業
- 関連規制当局への届出が適切に行われており、制限なく株式発行・販売が可能な状態
Abriの投資活動や協業についてさらに詳しくお知りになりたい方は、info@abriadv.com までお気軽にお問い合わせください。
